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J-GLOBAL ID:201502211730061197   整理番号:15A0845555

操作したモルフォトロピック相境界を有する無鉛ニオブ酸塩圧電セラミックスの温度安定性

Temperature Stability of Lead-Free Niobate Piezoceramics with Engineered Morphotropic Phase Boundary
著者 (8件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 2177-2182  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: C0253A  ISSN: 0002-7820  CODEN: JACTAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2つのニオブ酸塩系無鉛圧電セラミックスの圧電特性(直接的な圧電係数d33,逆圧電係数d33(E=0),歪みS及び電気機械結合係数kp)の温度依存性を対比した。0.92(Na0.5K0.5)NbO3-0.02(Bi1/2Li1/2)TiO3-0.06BaZrO3(6BZ/2BLT/92NKN)は室温で菱面体晶と正方晶との間にモルフォトロピック相境界(MPB)を有し,0.92(Na0.5K0.5)NbO3-0.03(Bi1/2Li1/2)TiO3-0.05BaZrO3(5BZ/3BLT/92NKN)はMPBを室温以下に操作した。30°Cで5BZ/3BLT/92NKNはd33,d33(E=0),S(2kV/mmで)及びkpは各々252pC/N,230pm/V,0.069%,0.51,6BZ/2BLT/92NKNは348pC/N,380pm/V,0.106%,0.57であった。温度が高くなると圧電特性は低下した。200°Cでは,5BZ/3BLT/92NKNはd33,d33(E=0),S(2kV/mmで)及びkpは各々170pC/N,160pm/V,0.059%,0.36,6BZ/2BLT/92NKNは181pC/N,190pm/V,0.061%,0.39であった。調べた系では,大きな温度依存性のコンプライアンス変化のため電気機械結合係数は圧電係数よりも良好な温度安定性を示すことが明らかとなった。結果から,MPBの操作は圧電セラミックスの温度安定性を調整するのに非常に有効であることを示した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  圧電気,焦電気,エレクトレット 
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