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J-GLOBAL ID：201502211772850787   整理番号：15A0765977

熱可塑性複合材料蒸気透過性モデルに関する考察:バリア分散コーティングのための適用性

A Review of Thermoplastic Composites Vapour Permeability Models: Applicability for Barrier Dispersion Coatings

著者 (3件)： MARTINEZ-HERMOSILLA Gonzalo A. (School of Engineering and Advanced Technol., Massey Univ., Palmerston North, NZL) ,  MESIC Behudin (Beko) (Scion Res., Rotorua, NZL) ,  BRONLUND John E. (School of Engineering and Advanced Technol., Massey Univ., Palmerston North, NZL)
資料名： Packaging Technology and Science  (Packaging Technology and Science)
巻： 28  号： 7  ページ： 565-578  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： T0673A  ISSN： 0894-3214  CODEN： PTSCEQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱可塑性複合材フィルムとバリア分散コーティングの目的の一つはガスの透過を最小化することだ。両方のケースで,バリア特性を改善するために,フィルム作製時に充填材や他の添加物が加えられる。充填材と熱可塑性複合材のプラスチック相との間の相互作用の研究から高いレベルの理解が得られ,そして,これらの材料の相対的透過性を計算するために,多数のモデルが開発されてきた。しかしながら,バリア分散コーティングは,このようにはモデル化されていない。この考察の目的は,紙ベースの材料に適用されるバリア分散コーティング用のモデルの適用に影響を与える熱可塑性複合材とバリア分散コーティングの類似性と差異を調べることだ。このモデルは,熱可塑性複合材フィルムに添加される充填材の量と寸法,厚さ,形状やフィルム中の充填材の分布などの充填材の幾何的特徴の関数として開発された。充填材の配向性又は不規則配列を有する2次元および3次元モデルが示された。バリア分散コーティング中に使われる充填材の平行配列と類似長さと幅によって,3次元モデルの方が,相対的透過性の計算に適している。これらのモデルは,平行配列の平板又は円形状充填材を仮定している。このモデルを証明するために,実験的情報が必要である。文献中には,充填材の量を変えたバリア分散コーティングに関するデータは,ごく限られたものしか報告されていない。このために,充填材のアスペクト比や体積百分率を種々変えた組み合わせた条件のもとでの更なる実験が必要である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱可塑性プラスチック ,  *複合材料 ,  透気性 ,  水蒸気 ,  障害物 ,  *分散【dispersion】 ,  被覆 ,  プラスチックフィルム
準シソーラス用語： *ガス透過性 ,  コーティング ,  *バリア

分類 (1件)： 食品包装  (FJ02030B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 熱可塑性複合材料 ,  蒸気 ,  透過性 ,  モデル ,  バリア ,  コーティング ,  適用性