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J-GLOBAL ID:201502211774147226   整理番号:15A1322359

エタノール分解による水素生成用のNi-Al層状複水酸化物から調製した高安定のNi-Al2O3触媒

Highly stable Ni-Al2O3 catalyst prepared from a Ni-Al layered double hydroxide for ethanol decomposition toward hydrogen
著者 (7件):
資料名:
巻: 508  ページ: 37-44  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ni-Al層状複水酸化物前駆体(LDH,Ni6Al2(OH)16(CO3)0.75(OH)0.254H2O)の還元から誘導されるNi-Al2O3触媒の調製,特性,活性,および安定性を,本論文で報告した。その場X線吸収分光法から,高添加の80%Ni-Al2O3触媒(Ni-Al2O3-LDH)を形成するためのLDH前駆体からのNi還元は,10%含浸Ni-Al2O3アルミナ(Ni-Al2O3-I)触媒の還元より速かった。還元したNi-Al2O3-LDH触媒は,上部に分散した高分散Niナノ粒子(3~5nm),部分的に埋め込まれたナノ粒子,いくつかのAl2O3マトリックス中でのカプセル化を示した。アルミナ(Ni-Al2O3-I)に含浸させたナノ粒子はより大きく(~7-15nm),アルミナ担体の上に見られた。Ni-Al2O3-LDHによる250°Cでのエタノール分解による転化率対運転時間(TOS)の結果から,100hのTOSの間にわずかな不活性化を示し,一方Ni-Al2O3-I触媒は,2hのTOS後,転化率なしの迅速な不活性化を示した。X線光電子分光法から,Ni-Al2O3-LDH触媒による100hのTOS後に,炭素含有量は最大48%増加することを示し,一方Ni-Al2O3-I触媒では2hのTOS後同様の増加が起こった。TEMから,100hのTOS後,アルミナマトリックス上のNi,およびNi-Al2O3-LDH触媒上に部分的に埋め込まれたNiナノ粒子上にアモルファスカーボンやカーボンナノチューブのいずれかの薄い層が形成された。Ni-Al2O3-LDH触媒の総比表面積は,TOSにより増加し,高い活性を維持するカプセル化されたニッケルナノ粒子からのフレッシュな表面Niを供給することができた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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その他の触媒  ,  脂肪族アルコール  ,  分解反応  ,  気体燃料の製造 
物質索引 (1件):
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