抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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学術的淵源、主要な内容、学術的特色などの面から万密齊の五臓診断・治療の思想について検討する。分析した結果、その五臓の診断・治療思想は『黄帝内経』に由来し、銭乙の思想を継承して発展させた上で独自の体系を形成したものであり、それにより五臓診断・治療論を体系化し、徐々に完成させていったと考えられる。万密齊は、小児の五臓が「不足有余、虚実互見(過剰や不足、陰や陽が混ざり合う)」の生理病理的特徴を有し、且つ小児は言葉が話せなくて、脈から見て取れる情報が少ないため、小児の病気の臨床診断においては、望診が重要となる。また、治療は「先攻後補、急標緩本」を原則とし、余分を取り除き足りないところを補い、限度を超えないようにしなければならない、と考えていた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST