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J-GLOBAL ID:201502211803241563   整理番号:15A1052324

組換近交系を構成するジャポニカ種×インディカ種の1個体群の二次元画像解析によるイネ穀粒形状の遺伝学的解剖

Genetic dissection on rice grain shape by the two-dimensional image analysis in one japonica × indica population consisting of recombinant inbred lines
著者 (6件):
資料名:
巻: 128  号: 10  ページ: 1969-1986  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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二次元(2D)ディジタル画像解析は大規模な遺伝学的および育種用個体群のイネ穀粒形状特性を検討するために効率的である。本研究で著者らは,2D画像解析を用いて215個の組換近交系で構成された1つのジャポニカ×インディカ遺伝学的個体群において7種類の特性,すなわち,穀粒長さ(GL),穀粒の幅(GW),長さ:幅比(LW),穀粒面積(GA),穀粒周囲長(GC),穀粒直径(GD)および穀粒真円度(GR)を検討した。GLおよびGWは手作業で記録し,穀粒形状に関する遺伝学的研究においてLW(すなわち,GL/GW)と共に広く用いた。GCおよびGAは手作業での測定が困難であり,GDおよびGRと共には用いなかった。結果から,7つの特性は2D画像解析で正確に測定でき,遺伝子型-環境相互作用は低く,遺伝率は高いことが示唆された。各特性はいくつかの主要な安定遺伝子と複数の軽度の相加遺伝子によって調節されていた。4種類の多様な環境,GL,GWおよびLWから22個,3つの従来の特性および他の4つの特性からの29個にまたがる7つの特性に対して全体で51個のQTLが検出された。51個のQTLは8つのマーカーインターバルにクラスタ化された。既存の研究と比較し,同定されたQTLの安定性の解析を行った結果,6つの報告されていないマーカーインターバルを発見し,染色体2および3に1つずつ,染色体6および8に2つずつ存在していた。新規に同定された遺伝子座と大規模表現型は穀粒形状に関する遺伝的構造と将来のイネ育種に関する知見を大きく改善すると考えられる。Copyright 2015 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  作物の品種改良  ,  図形・画像処理一般 

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