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J-GLOBAL ID:201502211812059298   整理番号:15A0977576

クラウンエーテル界面活性剤の吸着膜やプレミセル形成に及ぼす添加した塩の影響

Effects of added salts on adsorbed film and premicelle formation of crown ether surfactants
著者 (3件):
資料名:
巻: 482  ページ: 447-453  発行年: 2015年10月05日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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2つのクラウンエーテル界面活性剤,ドデカノイルオキシメチル-(C11Φ5)およびオクタノイルオキシメチル-15-クラウン-5(C7Φ5)を合成し,吸着膜上で共存するカチオンとクラウンエーテル界面活性剤の凝集挙動の影響を検討するために,種々の塩の有無のもとで,それらの水溶液の表面張力の温度依存性を測定した。塩が無い時には,表面張力対濃度曲線は,C11Φ5とC7Φ5の両方について2つの折れ点を有した。より高い濃度(m0)での折れ点は,水不溶性染料の溶解性とプロトン化学シフトの濃度依存性によるミセル形成に起因することを確かめた。より低い濃度(mI)での他の折れ点は,プレミセル凝集体の形成に起因するものであろう。KClの存在下でのC11Φ5についても2つの折れ点が観察された。約0.05molkg-1のKClでは,m0とmIは最小化された。0.05molkg-1未満では,KClの塩析効果が支配的であり,それを越えると,C11Φ5錯体の荷電ヘッド基とK+間の反発相互作用がそれより大きくなるためであろう。2つの折れ点は,0.22molkg-1のLiCl,NaCl,CsCl,NH4Clの存在下でのC11Φ5についても観察された。臨界ミセル濃度(m0)は,15-クラウン-5環の空孔サイズに匹敵するイオン径をもつNa+に関して最も高く,添加イオン径が空孔サイズから離れるとともに減少することが分った。2段階ミセル化を仮定したmIとm0での表面過剰から見積もったプレミセルの凝集体数は,塩無しで約4であり,強く水和されたLi+では約3であり,他の全てのカチオンでは約2であった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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