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J-GLOBAL ID:201502211822763278   整理番号:15A0591105

電子ドープCa0.6-ySr0.4LayMnO3-δの酸素非化学量論と欠陥平衡

Oxygen nonstoichiometry and defect equilibrium in electron doped Ca0.6- U Sr0.4La U MnO3- δ
著者 (6件):
資料名:
巻: 638  ページ: 44-49  発行年: 2015年07月25日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペロブスカイト的電子ドープマンガナイトCa<sub>0.6-y</sub>Sr<sub>0.4</sub>La<sub>y</sub>MnO<sub>3-δ</sub>(0≦y≦0.15)を合成して,酸素含有量の組成,温度,酸素分圧による変化を調べた。室温での粉末X線回折(XRD)によれば,0<y<0.1での試料は,斜方晶Pnma構造であり,y≧0.13では正方晶I4/mcm構造である。大気中で高温XRDを測定した結果,550°C以上での加熱で立方晶Pm<span style=text-decoration:overline>3</span>m構造に転移する。温度と酸素圧によるCa<sub>0.6-y</sub>Sr<sub>0.4</sub>La<sub>y</sub>MnO<sub>3-δ</sub>の酸素含有量の変化を10<sup>-4</sup>~0.7atmの酸素圧範囲で650~950°Cの間の温度で,熱重量測定と電量滴定によって調べた。Ca<sub>0.6-y</sub>Sr<sub>0.4</sub>La<sub>y</sub>MnO<sub>3-δ</sub>の酸素非化学量論δはランタン含有量の増加によってかなり減少することが観測された。非化学量論データを説明するために,2Mn<sup>3+</sup>+V<sub>O</sub>+1/2O<sub>2</sub>=2Mn<sup>4+</sup>+O<sup>2-</sup>と2Mn<sup>4+</sup>=Mn<sup>3+</sup>+Mn<sup>5+</sup>の二つの欠陥形成反応に基づいて熱力学モデルを開発した。反応それぞれの平衡定数,欠陥形成のエンタルピーとエントロピーを求めた。種々の欠陥濃度を温度,酸素圧,ランタン含有量の関数として計算した。提案したモデルを独立に検証するために高温伝導率測定を行った。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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塩基,金属酸化物  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (5件):
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