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J-GLOBAL ID:201502211837646627   整理番号:15A1269544

リガンドの22-アルキル鎖長によるビタミンD受容体へのアゴニスト/アンタゴニスト活性の微調整: 予想外にアゴニスト活性を回復する22S-ヘキシル化合物

Fine tuning of agonistic/antagonistic activity for vitamin D receptor by 22-alkyl chain length of ligands: 22S-Hexyl compound unexpectedly restored agonistic activity
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巻: 23  号: 22  ページ: 7274-7281  発行年: 2015年11月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1α,25-ジヒドロキシビタミンD3はビタミンD受容体(VDR)への結合によりその作用を発揮する。リガンドの22-アルキル置換基によるVDRポケット構造の変化とアゴニスト/アンタゴニスト活性との関係に関連した研究を継続している。これまで,22-H,22S-Et,および22S-Bu置換体はそれぞれVDRアゴニスト,部分的アゴニストおよびアンタゴニストであることを報明らかにしてきた。本稿では,22S-Bu置換体よりも強力なVDRアンタゴニストとなるように設計された22S-ヘキシルアナログ5(22S-Hex)の合成および生物学的評価について述べる。予想に反して,VDRに結合した22S-Hex置換体はアンタゴニスト作用ではなく部分的アゴニスト活性を示し,側鎖が大きくなるとアゴニスト作用が強くなることは必ずしも真実ではないことを示唆する。22S-Hex置換体が占有するVDR-リガンド結合ドメイン(VDR-LBD)のX線結晶構造解析は,その部分アゴニスト活性はアゴニストとアンタゴニスト立体配座の混合分子集団に依存することを示唆した。本化合物の結合はVDR-LBDの大きな立体構造変化によるアンタゴニスト構造のみの複合体をもたらさない。本研究はVDRのためのアゴニスト/アンタゴニスト活性の微調整がリガンドの22アルキル鎖長さによって可能であることを明らかにした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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ビタミンD 

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