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J-GLOBAL ID：201502211888165810   整理番号：15A0920496

インダストリー4.0はモノづくりをどう変えるか 第1回 インダストリー4.0が注目を集める理由-序論-

著者 (2件)： 岩本晃一 (経済省) ,  岩本晃一 (経済産業研)
資料名： 機械設計  (Machine Design)
巻： 59  号： 9  ページ： 88-91  発行年： 2015年09月01日 
JST資料番号： G0863A  ISSN： 0387-1045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近よく耳にするドイツ第四次産業革命インダストリー4.0とは一体何なのか,インダストリー4.0が導入されれば一体どうなるのか,なぜそれが大きな変革なのか,という点に関して本連載を通じて解説すると述べた。まず,その解説に先立ち,オフィスへのパソコン導入の歴史について振り返り,その類似性と対比した。次にこれまでの産業革命について解説した。「第一次産業革命」;水力や蒸気機関を利用した動力機関を用いた動力機械が導入された。「第二次産業革命」;動力源は電力になり,ベルトコンベアによる流れ作業で,同一の品質の同一の工業製品の大量生産が可能になった。「第三次産業革命」;工場の生産ラインに,ロボット,工作機械などの製造設備が導入され,厳しい現場産業が疲れない機械に置き換わっていった。「第四次産業革命」;インターネットが整備され,工場内の機械もネットに接続され,ネットワーク化か行われた。工場のネット化という大きな波は,世界中に同時に押し寄せている。それをドイツ人がインダストリー4.0と呼んでいるに過ぎないと述べ,インダストリー4.0を特徴付ける機能は,「柔軟性」「自律性」「最適化」「生産性」の4つであると説明した。

シソーラス用語： *ドイツ連邦共和国 ,  技術革新 ,  事務室 ,  パーソナルコンピュータ ,  水力エネルギー ,  蒸気機関 ,  電力 ,  ベルトコンベヤ ,  流れ作業 ,  工業製品 ,  大量生産 ,  工場 ,  生産ライン ,  ロボット ,  *工作機械 ,  *生産設備 ,  *インターネット ,  最適化 ,  生産性 ,  柔軟性
準シソーラス用語： *インダストリー4.0 ,  *ネットワーク化 ,  *産業革命 ,  自律性 ,  物作り

分類 (2件)： 科学技術一般  (AA01000H) ,  工学一般  (HA01000O)

タイトルに関連する用語 (3件)： インダストリー ,  モノづくり ,  注目