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J-GLOBAL ID：201502211930584828   整理番号：15A1097552

溶液及び粉末状態の高モル質量ヒアルロナンの熱分解;BSAとの比較

Thermal degradation of high molar mass hyaluronan in solution and in powder; comparison with BSA

著者 (4件)： MONDEK Jakub (Materials Res. Centre, Fac. of Chemistry, Brno Univ. of Technol., Purkynova 118, 612 00 Brno, CZE) ,  KALINA Michal (Materials Res. Centre, Fac. of Chemistry, Brno Univ. of Technol., Purkynova 118, 612 00 Brno, CZE) ,  SIMULESCU Vasile (Materials Res. Centre, Fac. of Chemistry, Brno Univ. of Technol., Purkynova 118, 612 00 Brno, CZE) ,  PEKAR Miloslav (Materials Res. Centre, Fac. of Chemistry, Brno Univ. of Technol., Purkynova 118, 612 00 Brno, CZE)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 120  ページ： 107-113  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,SEC-MALLS(サイズ排除クロマトグラフィー-多重角レーザー光散乱)で分子量損失を測定することによって種々のモル質量のウシ血清アルブミン及びヒアルロン酸の熱分解を比較したものである。本方法によって得られた全測定サンプルの結果を電気泳動光散乱によって測定された安定性の結果と比較した。溶液と粉末における分解を研究した。ウシ血清アルブミン(またBSAとも呼ぶ)は牛由来のタンパク質で,生化学において広く用いられている。ヒアルロン酸(ヒアルロナン又はHA)は結合組織,上皮組織及び神経組織に広く分布しているアニオン性非硫酸化型グリコサミノグリカンである。BSAとHAの粉末と溶液を37°Cから120°Cまでの種々の温度で一定時間加熱した(最高温度は粉末に対してのみ適用)。本研究において分析した全ヒアルロン酸サンプルについて観察された分解はArrheniusの法則に従って加熱時間と温度とともに増した。37°Cと60°Cではヒアルロン酸溶液の分解は中程度に過ぎなかった。BSAについては37°Cで分解は見られず,60°Cで著しい凝集が起こった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *血清アルブミン ,  *ヒアルロン酸 ,  *熱分解 ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  光散乱 ,  *比較試験 ,  粉体 ,  溶液 ,  温度依存性 ,  Arrheniusの式 ,  *分子量 ,  減少 ,  *解重合 ,  熱処理 ,  時間依存性
準シソーラス用語： *ウシ血清アルブミン ,  レーザー光散乱 ,  *分子量低減

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 溶液 ,  粉末 ,  モル質量 ,  ヒアルロナン ,  熱分解 ,  BSA