抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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文書が時代とともにどのように変化してきたかについて述べるとともに,文書を通じた新たな価値提供について概説した。ビッグデータが注目されているが,ビッグデータには,リレーショナルデータベースに格納された構造化データだけではなく,構造化されていないデータも含まれる。本稿は,文書情報マネジメントにおける非構造化データの活用について考える3回連載記事の第1回である。本稿ではまず,紙の発明,活版印刷機の発明,PPC複写機の登場,文書の電子化,インターネットの普及といった歴史的変化に伴う文書の変遷ならびに記録者と読者との関係性の変遷について振り返った。次いで,文書の構造に関してコンテンツ,メタ情報,メディアについて述べた。さらに,新しいコンテンツ表現,コンテンツとメディアの新たな関係性,メタ情報の新たな活用展開といった,新しい文書による価値拡大についてアップルやGoogleなどの取組みも交えながら概説した。