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J-GLOBAL ID：201502212014473260   整理番号：15A1168911

種々の有機溶媒でのN,N’-ジ(1-ナフチル)-N,N’-ジフェニルベンジジン(NPB)の溶解度:測定とハンセン溶解変数との相関

Solubility of N,N′-Di(1-naphthyl)-N,N′-diphenyl Benzidine (NPB) in Various Organic Solvents: Measurement and Correlation with the Hansen Solubility Parameter

著者 (7件)： TAKEBAYASHI Yoshihiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  MORII Nahoko (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  SUE Kiwamu (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  FURUYA Takeshi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  YODA Satoshi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  IKEMIZU Dai (Konica Minolta, Inc., Tokyo, JPN) ,  TAKA Hideo (Konica Minolta, Inc., Tokyo, JPN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 54  号： 35  ページ： 8801-8808  発行年： 2015年09月09日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機薄膜素子の製作における被覆,結晶化,相分離工程制御での有機半導体化合物の溶解度は非常に重要である事から,代表的な正孔輸送物質であるNPBの23種類の有機溶媒における溶解度を紫外吸収装置を用いて測定した。モル分率単位の溶解度はメタノールにおける2.4x10^-7からクロロホルムにおける2.8x10^-3と広範囲に渡り,溶質-溶媒間の距離の関数としてハンセン溶解変数(HSP)と相関付けられた。スカッチャード-ヒルデブランド正則溶液理論に基づいた最小自乗回帰式-logx₂=aR_a²+bから係数とHSPを計算した。最小自乗回帰式と実験結果から平均平方根偏差0.47を以ってNPBの溶媒依存性を示す事ができた。この結果から,溶媒系の設計が容易になったばかりでなく,溶解度と溶質-溶媒相互作用の観点から結晶/膜の生成機構を理解するのに有益であった。

シソーラス用語： *溶解度 ,  溶解度パラメータ ,  *芳香族アミン ,  有機溶媒 ,  結晶化 ,  相分離 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン ,  Hansen溶解度パラメータ ,  *ベンジジン類
準シソーラス用語： Hansenの溶解度パラメータ ,  *ベンジジン誘導体

分類 (1件)： 有機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  (CB03016J)

物質索引 (2件)： メタノール ,  クロロホルム

タイトルに関連する用語 (6件)： 有機溶媒 ,  NPB ,  溶解度 ,  溶解 ,  変数 ,  相関