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J-GLOBAL ID:201502212043061329   整理番号:15A0840266

放熱性高分子材料研究の歩みと高熱伝導性複合材料の開発

著者 (1件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 90-97  発行年: 2015年08月01日 
JST資料番号: G0951A  ISSN: 0551-0503  CODEN: PUEJDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高分子材料の熱伝導性を高めるために熱伝導性の粒子を混合することは以前から行われてきた。黒鉛を添加した場合,面方向の熱伝導率は厚さ方向の10倍以上となり,配向の影響を強くうける。電場や磁場,せん断力を利用して黒鉛を厚さ方向に配向させ熱伝導率を高めることが行われている。充填剤をハニカム構造の連続相にして高熱伝導化する方法がフェノール樹脂系で行われ,通常分散の2倍の熱伝導率が得られている。充填剤粒子を低融点合金でつないでネットワークを形成して熱伝導の経路をつくり高熱伝導化したところ,PPSで28.5W/mKと飛躍的に高くなった。また銀ナノ粒子をもちいて充填剤同士の接触を確実にする方法もとられている。さらにセラミック自体の改良によって熱伝導性を向上させることも行われ,40~50W/mKの熱伝導率を持つエポキシ樹脂が開発された。多種類の熱伝導性フィラーを用いる例としては,カーボンファイバーか黒鉛を充填した系にさらに少量のカーボンナノチューブを加えると飛躍的に熱伝導率が向上した。放熱コーティング剤についても言及した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
充填剤,補強材  ,  物理的性質一般 

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