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J-GLOBAL ID:201502212048135347   整理番号:15A1055334

Staphylococcus aureus培養においてカタラーゼ発現はバンコマイシンおよびシプロフロキサシンによって調節されラジカルの形成に影響する

Catalase Expression Is Modulated by Vancomycin and Ciprofloxacin and Influences the Formation of Free Radicals in Staphylococcus aureus Cultures
著者 (6件):
資料名:
巻: 81  号: 18  ページ: 6393-6398  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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抗生物質のバンコマイシンおよびシプロプロキサシン処理されたヒト病原体Staphylococcus aureusにおけるラジカル形成を,スピントラップと電子スピン共鳴(ESR)分光法を組合せることで示した。プローブとしてN-tert-ブチル-α-フェニルニトロンおよび5,5-ジメチル-1-ピロリンN-オキシドを用いた。ESRシグナルは,S.aureusではなく,その培養上清から検出できた。最大のESRシグナルはS.aureusを含まないブイヨン培地において検出できた。このシグナルは鉄キレート剤あるいはカタラーゼの添加によって減少したことから,ESRシグナルはフェントン反応によって形成されたヒドロキシルラジカルから生じたことが分かった。抗細菌性抗生物質を添加した際のS.aureusにおける遺伝子発現変化を調べたところ,抗生物質添加に伴ってカタラーゼをコードしたkatA遺伝子の発現が減少し,それに伴ってカタラーゼ活性も減少することが分かった。抗生物質バンコマイシンおよびシプロプロキサシンは,S.aureusのカタラーゼの発現を減らすことで,細菌周辺の環境におけるラジカル量を増加させると結論付けた。
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分類 (2件):
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病原体に作用する抗生物質の基礎研究  ,  酵素生理 

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