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J-GLOBAL ID:201502212101009383   整理番号:15A1262755

ペニシラミンの同定と検出のための硫化カドミウム量子ドットベースの円二色性センサー

Circular dichroism sensor based on cadmium sulfide quantum dots for chiral identification and detection of penicillamine
著者 (4件):
資料名:
巻: 898  ページ: 93-100  発行年: 2015年10月22日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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円二色性シグナル(CD)の測定に基づいた新しい化学センサーを,システアミンでキャップした硫化カドミウムの量子ドット(Cys-CdS QD)から作成した。キラルなチオール分子であるD-ペニシラミン(DPA)とL-ペニシラミン(LPA)を使ってこのセンサーのポテンシャルを評価した。本来的にはDPAとLPAは非常に弱いCDシグナルしか与えない。しかしながらCys-CdS QDの存在によってDPAとLPAのCDシグナルを増強することができる。DPAとLPAのCDスペクトルは鏡像関係にあるプロファイルを示す。DPAとLPAの定量を左右するパラメータはくまなく,詳細に検証した。最適化済み条件の下ではDPAとLPAのCDシグナルは1から35 μMの範囲にわたって双方のエナンチオマーの濃度と線形関係にあった。このセンサーによる検出限界はDPA,LPAについてそれぞれ0.49および0.74μMだった。このセンサーの応用の可能性を実証するため,提案したセンサーを使って実際の尿サンプル中のDPAとLPAを定量した。提案の定量方法は信頼のおけるものであり,広範囲の応用において適用できることを確認した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  有機化合物の物理分析  ,  脂肪族チオール 

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