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J-GLOBAL ID：201502212115988341   整理番号：15A1328301

エレクトロスプレイイオン化質量分析によって研究された溶液中の反応中間体の速度論: 二金酸錯体

Reaction Intermediates Kinetics in Solution Investigated by Electrospray Ionization Mass Spectrometry: Diaurated Complexes

著者 (4件)： JASIKOVA Lucie (Charles Univ. in Prague, Prague, CZE) ,  ANANIA Mariarosa (Charles Univ. in Prague, Prague, CZE) ,  HYBELBAUEROVA Simona (Charles Univ. in Prague, Prague, CZE) ,  ROITHOVA Jana (Charles Univ. in Prague, Prague, CZE)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 42  ページ： 13647-13657  発行年： 2015年10月28日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エレクトロスプレイイオン化質量分析を利用した遅延反応物標識と呼ばれる方法を用いて,反応混合物中における中間体に対する速度論データを抽出することができる。定常状態近似が適用できる中間体に関しては,中間体の半寿命に対する反応条件の影響を導出することが可能である。この研究では,アルキンに対するメタノールの付加反応における二金酸錯体の研究にこの方法を適用した。遅延反応物標識法を,古典的なNMRを利用した全反応の速度論と結びつけることによって,二金酸中間体の前駆的な金の脱離速度がメタノール付加速度に反映されていることがわかった。金触媒にバルキーな補助的配位子を用いることにより二金酸中間体の形成および脱離速度は劇的に遅くなり,触媒サイクルは一金酸中間体をとおして進行する。

シソーラス用語： *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  *標識法 ,  *反応中間体 ,  *反応速度論 ,  *金錯体 ,  アルキン ,  付加反応 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 定常状態反応速度論 ,  *同位体標識

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  反応速度論・触媒一般  (CB06010G)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (7件)： エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  研究 ,  溶液 ,  反応中間体 ,  速度論 ,  酸 ,  錯体