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J-GLOBAL ID：201502212119535490   整理番号：15A1036439

カルシア改質土による固化層を有する圧入式人工干潟造成工法に関する研究

CONSTRUCTION METHOD OF ARTIFICIAL TIDAL FLAT BY PRESSURE INJECTION OF CLAY SLURRY UNDER FIXED LAYER BY STEEL SLUG

著者 (8件)： 亀山武士 (長崎県庁五島振興局) ,  土田孝 (広島大学大学院工学研究院) ,  本田秀樹 (JFEスチール スチール研究所) ,  谷敷多穂 (JFEスチールスラグ事業推進部) ,  林正宏 (JFEスチールスラグ事業推進部) ,  熊谷隆宏 (五洋建設株式会社 技術研究所) ,  山田耕一 (五洋建設株式会社 技術研究所) ,  杉原広晃 (五洋建設株式会社 中国支店 土木営業部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.1155-I.1160 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： あらかじめ造成した人工干潟基盤において,後からスラリー化した浚渫土を圧入して干潟を順次拡幅造成する工法を提案している.1箇所の圧入口からより多くの浚渫土を圧入するため覆砂層の下に厚さ70~100cmのカルシア改質土による固化層を造成する構造について,圧入量を求めるため数値解析と室内圧入実験を行った.数値解析では固化層を弾完全塑性体と仮定したが,固化層に補強が無い場合,室内試験では計算の約6割の圧入にとどまった.これは引張によって固化層に亀裂が発生したためである.しかし,ロープネットを固化層と一体化する補強を行うことにより,計算結果と同様かそれ以上の圧入が可能となった.これは,補強によって圧入した粘土は固化層の下部で均質に拡がること,圧入中に固化層に亀裂が生じた後も補強により亀裂が拡大せず圧入が継続できたこと,によると考えられる.(著者抄録)

シソーラス用語： *干潟 ,  浚渫土 ,  *土地造成 ,  凝固 ,  酸化カルシウム ,  安定処理土 ,  *地層 ,  押込
準シソーラス用語： 圧入 ,  *干潟造成 ,  *固化層 ,  *人工干潟

分類 (2件)： しゅんせつ,埋立  (RA07080Y) ,  海岸工学  (RC13000X)

タイトルに関連する用語 (7件)： カルシア改質土 ,  固化層 ,  圧入 ,  人工 ,  干潟造成 ,  工法 ,  研究