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J-GLOBAL ID：201502212144041361   整理番号：15A0789022

大きい調整可能な細孔径を有するメソ多孔性炭素ナノ粒子の合成

Synthesis of mesoporous carbon nanoparticles with large and tunable pore sizes

著者 (7件)： LIU Chao (Jiangsu Key Lab. of Chemical Pollution Control and Resources Reuse, School of Environmental and Biological ...) ,  YU Meihua ,  LI Yang ,  LI Jiansheng ,  WANG Jing ,  YU Chengzhong ,  WANG Lianjun
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 7  号： 27  ページ： 11580-11590  発行年： 2015年07月21日 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大きい調整可能な細孔を有するメソ多孔性炭素ナノ粒子(MCNs)が,炭素前駆体としてレゾルシノール-ホルムアルデヒド(RF)とテンプレートとしてポリエチレンオキシド-b-ポリスチレン(PEO-b-PS)を使用して合成された。その結果得たMCNsは小さな直径(100~126nm)と大きいBET表面積(最高646m²g^-1まで)を有した。自家設計ブロック共重合体の使用によりMCNsの細孔径は13~32nmの範囲内で調整できた。重要なことには,32nmの細孔径がソフトテンプレート経路によって調製したMCNsの中で最大であった。TEMとDLS測定によってMCNsの形成機構と構造進化を調べ,それに基づいてソフトテンプレート/スフェア充填機構を提案した。大きな細孔径と小さな粒度により,結果として得たMCNsは癌細胞へ生体分子を送達するための優れたナノキャリアであった。MCNsの毒性は無視できる程度であった。大きな細孔径と小さな粒度のこの炭素材料は薬物/遺伝子送達に優れた可能性を有すると期待される。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *多孔質体 ,  *炭素
準シソーラス用語： *カーボンナノ粒子 ,  メソ多孔性カーボン

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 細孔径 ,  メソ多孔性炭素 ,  ナノ粒子