抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オーストラリアは,アジア・太平洋地域で最大の天然ガスの確認埋蔵量を保有している。在来型の天然ガス田の大部分は,北西オーストラリア,東チモール,南東ビクトリア州,及び中央オーストラリアに位置している。この他に,クイーンズランド州に商業的に利用可能な石炭ガス田がある。天然ガス生産量のうち,約半分はLNGとして輸出し,残りは国内で消費しているが,再生可能エネルギーの増加と製造業からサービス業へのシフトにより,エネルギー使用量は減少する見通しである。同国内には約25,000kmのガスパイプラインがあり,うち約半分が国内消費用,残りがガス田とLNGプラントを結ぶ輸出用である。同国内での超長距離パイプラインの建設は終わりつつあり,パイプライン建設に関する新規の投資は減少している。しかし,短距離のパイプライン建設と,既設パイプラインの容量拡大については続けられる見通しである。