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J-GLOBAL ID:201502212168306609   整理番号:15A1024570

北太平洋亜熱帯環流循環軸の鉛直及び水平構造

Vertical and horizontal structures of the North Pacific subtropical gyre axis
著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 409-425  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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北太平洋亜熱帯環流の平均的構造をアルゴフロート観測といくつかの風の応力プロダクトを用いて,特に大規模な境界を亜熱帯環流の北部での東向きの運動と南部での西向きの運動で定義される環流の循環軸に焦点を当てて調査した。環流の循環軸はおおよそ180度線の西と東の領域で異なる。西部においては,循環軸は強力な黒潮続流ジェットの影響を受け,スベルドラップバランスと通気水温躍層理論から予想される特徴との不一致が見られる。東部では,深さ方向に積算された地衡流循環がおおよそ北緯25度と30度の2つの循環軸に局所的な低気圧性風の応力curlアノマリに関連して見られた。スベルドラップバランスからはこの2つの環流の循環軸は亜熱帯環流を横断して西へ広がることが予想されるが,実際の地衡流循環は北緯30度付近のただ一つの還流が西に向かっているだけである。亜熱帯環流の鉛直構造は東部において水深とともに循環軸が目立って北向きにシフトしており,循環軸周辺の密度層の厚みの南方向の減少と一致している。一方で,北向きへのシフトは西部においてそれほど明らかではなく,西部では循環軸は黒潮続流の南側面に位置している。環流のシフトは中央モード水(CMW)中ではCMWの水平方向の均一性のために比較的小さい。このことは亜熱帯環流の大規模循環でのCMWの力学的効果を示唆している。Copyright 2015 The Oceanographic Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 
引用文献 (47件):
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