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J-GLOBAL ID：201502212182596694   整理番号：15A0489034

トヨタ生産方式のサービス業への適用

著者 (1件)： 藤井春雄 (経営技術研究所)
資料名： 標準化研究  (標準化研究学会論文誌)
巻： 13  号： 1  ページ： 55-69  発行年： 2015年03月25日 
JST資料番号： L6634A  ISSN： 1348-1320  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の労働生産性は,米国・ユーロ圏と比較すると低く,特に米国と比較すると63%程度である。その中でも問題なのは就業人口の多いサービス業が全般的に低いことである。日本のサービス業(第3次産業)のGDP・雇用シェアは約7割を占め,その割合も年々増加傾向にある。そこで問題となるのは,サービス業の中でも就業者の多い卸・小売業および運輸業などの労働生産性が低く,しかも米国との同分野格差が拡大していることである。その主な要因は,規制緩和やIT活用変革の遅れと考えられ,今後これらへの対応が急がれる。このような中,製造業の中で着実に生産性向上を実現しているトヨタ生産方式(TPS)活用が,近年サービス業(広義)の分野でも多くの成果を上げていることに着目。多くの事例を集め,どのようにTPSを導入し定着させ,その効果を得ているのかを考察した。(著者抄録)

シソーラス用語： *かんばん方式 ,  *サービス業 ,  労働生産性 ,  生産性向上 ,  経営者 ,  原価低減 ,  能力 ,  能力開発 ,  除去 ,  可視化
準シソーラス用語： *トヨタ生産方式 ,  見える化 ,  現場力 ,  人材開発 ,  無駄排除

分類 (2件)： 生産工学一般  (KB01000U) ,  経営工学一般  (KA01010C)

引用文献 (2件)：

• トヨタ生産方式を考える会編「非製造業もトヨタ生産方式」日刊工業新聞 2008
• 藤井春雄著「よくわかるジャスト・イン・タイムの本」日刊工業新聞 2009

タイトルに関連する用語 (2件)： トヨタ生産方式 ,  サービス