抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Sauer社の舶用空気/ガス高圧圧縮機と一体集中型空気供給システムについて述べた。初めに海軍艦艇における機関始動用圧力値(30~40bar<sub>g</sub>)および兵器運用やガスタービン始動用の圧力値(~350bar<sub>g</sub>)の条件に対する高圧圧縮機2台による集中型高圧リング-メイン・システム,および英国海軍Darling級駆逐艦やドイツ海軍K130型Corvette艦への搭載事例を説明した。同圧縮機とシステムの製造拠点と体制を述べ,軽量,低騒音&低振動,高信頼性,耐衝撃性等の特長から米国海軍輸送艦隊の標準圧縮機であるとした。高圧圧縮機WP5000/5500について,流量(150m<sup>3</sup>/時等)や吐出圧力(~400bar<sub>g</sub>)等の仕様,縦軸(クランクシャフト)&半径方向配置4シリンダ構造,耐海水腐食材料の適用,油水分離(吐出空気中油分<3ppm)等の特長について述べた。最後に,商船の機関始動用圧縮機の空冷Mistralシリーズ,水冷Typhoonシリーズ他の製品についても仕様と特徴に言及した。