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J-GLOBAL ID：201502212198694123   整理番号：15A1134153

ポジティブアンカーによる軽金属とプラスチックの直接接合

著者 (1件)： 前田知宏 (輝創)
資料名： 軽金属溶接  (Journal of Light Metal Welding)
巻： 53  号： 10  ページ： 391-395  発行年： 2015年10月16日 
JST資料番号： G0417A  ISSN： 0368-5306  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属とプラスチックの接合技術は,軽量化をはじめとした複合部材の創生にとって非常に重要な基幹技術である。これまでにPMS(Prominent Micro Structure)処理を施す事でポジティブアンカーを可能にし,強固な接合力を確保できる異種材料接合が開発された。本稿では,このPMS処理について解説した。まず,レーザとプラズマを使った金属とプラスチックの直接接合の開発と問題点について解説した。本方法は大気圧プラズマ照射により樹脂表面に官能化し,共レーザによる接触界面加熱によってアンカー効果と脱水縮合反応による化学結合を同時に発現する接合法であるが,まだ不十分な接合となっている。次に,PMS処理によるアルミニウム合金表面へ隆起微細構造の形成および接合実験の結果について解説した。PMSは,金属表面にナノマイクロスケールの隆起性の微細構造(ポジティブアンカ)形成する方法であり,簡単な加圧で十分な強度で接合が可能であった。

シソーラス用語： *異種材料接合 ,  *表面処理 ,  レーザクラッディング ,  微粉体 ,  ナノ構造 ,  *アルミニウム合金 ,  ナイロン6 ,  接着剤 ,  レーザ照射 ,  微細構造 ,  *樹状突起 ,  接合
準シソーラス用語： A5052 ,  PA6【ナイロン】 ,  アンカー効果 ,  ポジティブアンカー ,  加熱圧着

分類 (2件)： 接着  (WC07020V) ,  その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 軽金属 ,  プラスチック ,  直接接合