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J-GLOBAL ID：201502212429268858   整理番号：15A1311475

統合型河川・浅海域土砂輸送モデルを用いた河川由来懸濁態放射性核種の海洋分散解析

DISPERSAL OF LAND-DERIVED SUSPENDED RADIONUCLIDES IN THE FUKUSHIMA COAST

著者 (4件)： 山西琢文 (神戸大学大学院 工学研究科市民工学専攻) ,  内山雄介 (神戸大学 大学院工学研究科市民工学専攻) ,  津旨大輔 (一般財団法人電力中央研究所 環境化学研究所) ,  三角和弘 (一般財団法人電力中央研究所 環境化学研究所)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.565-I.570 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原発由来の放射性核種の沿岸域での¹³⁷Csインベントリを正確に把握するために,3段ネスト高解像度領域土砂輸送モデルを用いて,河川由来の土砂や海底堆積土から再懸濁して海洋中を再循環する土砂輸送,および懸濁粒子に付着した懸濁態¹³⁷Csの海洋分散評価を行った.水深200m以深の沖合堆積物中に出現する高濃度の懸濁態¹³⁷Csの起源について評価した結果,予想されていた浅海域からの土砂輸送の寄与は小さく,有機物系粒子に吸着した¹³⁷Csが関与する可能性が示唆された.また,水深600m程度の沖合海域では仙台湾沖をソースとする南向き細粒土砂フラックスが等深線にそうように発達すること,河川からの懸濁質の再循環は水深30m以浅の浅海域に限定されることなどが明かになった.(著者抄録)

シソーラス用語： 大地震 ,  自然災害 ,  損害 ,  原子炉事故 ,  原子力発電所 ,  放射性同位体 ,  *浅水域 ,  *河川 ,  懸濁液 ,  *セシウム同位体 ,  *モデル ,  *土砂流送 ,  範囲 ,  高分解能 ,  評価 ,  *分散【dispersion】 ,  *海洋 ,  解析 ,  フラックス【流束】 ,  砂 ,  土壌 ,  粉化 ,  粒子 ,  有機物
準シソーラス用語： 海洋分散解析 ,  海洋分散評価 ,  懸濁質 ,  懸濁態放射性核種 ,  高解像度領域 ,  細粒土砂フラックス ,  浅海域 ,  津波災害 ,  土砂 ,  *土砂輸送モデル ,  東北地方太平洋沖地震 ,  福島第一原発 ,  有機物系粒子

分類 (3件)： 原子力発電  (NB03060Z) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 統合 ,  河川 ,  浅海域 ,  土砂輸送 ,  モデル ,  懸濁 ,  放射性核種 ,  海洋 ,  分散解析