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J-GLOBAL ID：201502212588793555   整理番号：15A0590848

イタリアにおける古建築のグリーン改修に関する見解

Remarks on the green retrofitting of historic buildings in Italy

著者 (1件)： FILIPPI Marco (DENERG, Politecnico di Torino, Corso Duca degli Abruzzi 24, 10129 Torino, ITA)
資料名： Energy and Buildings  (Energy and Buildings)
巻： 95  ページ： 15-22  発行年： 2015年05月15日 
JST資料番号： A0199A  ISSN： 0378-7788  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エネルギー効率に関連する最近のヨーロッパ連合のプログラムは,EUの最終エネルギー消費の40%を占める既存建築物の改修の必要性を強調している。新しい建築物は高性能レベルで建設されているに係わらず,建築ストックの大多数はエネルギー性能が低く,改修が必要である。既存建築物のグリーン改修は,エネルギー及び二酸化炭素を大幅に削減できるため,持続可能な未来の創成に重要な役割を果たすことができる。この事情の中で,1945年以前に建設された(一般的に”古建築”と定義される)建造物における介入により高便益/費用比率となるが,それは,多くの事例において,グリーン改修が更新作業と建築改造により興味深い市場価値を持つことと関連しているからである。しかしながら,イタリアにおけるこれ等古建築の重要な部分は,文化遺産建築物を構成しており,これらの建築物に対しては特殊な設計手法が必要であり,またグリーン改修は経済的な観点からは魅力的でないことが多い。本研究による見解は,投資家,専門家及び監督者がイタリアの文化遺産に属する古建築のグリーン改修を契約することになった場合における運用手順,障害及び課題の検討をシミュレートすることを目的としている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： イタリア共和国 ,  *古建築 ,  *環境保全 ,  省エネルギー ,  *改修 ,  資産 ,  文化財保護 ,  不動産 ,  *価値 ,  *エネルギー効率 ,  性能評価 ,  在庫量
準シソーラス用語： エネルギー性能 ,  グリーンビルディング ,  建築ストック ,  *資産価値 ,  文化遺産

分類 (2件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B)

タイトルに関連する用語 (5件)： イタリア ,  古建築 ,  グリーン ,  改修 ,  見解