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J-GLOBAL ID：201502212610215618   整理番号：15A1285887

地層剥ぎ取り技法を用いた箱根火山起源噴出物の実物標本化-神奈川県生命の星・地球博物館における露頭情報の収集・保存・活用-

Conservation and Utilization of Surface Peel Specimens Collected from Real Outcrops of Hakone Volcano Ejecta, with Reference to Collection Building of Kanagawa Prefectural Museum of Natural History

著者 (5件)： 石浜佐栄子 (神奈川県生命の星・地球博物館) ,  笠間友博 (神奈川県生命の星・地球博物館) ,  山下浩之 (神奈川県生命の星・地球博物館) ,  平田大二 (神奈川県生命の星・地球博物館) ,  新井田秀一 (神奈川県生命の星・地球博物館)
資料名： 火山  (Bulletin of the Volcanological Society of Japan)
巻： 60  号： 3  ページ： 341-348  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： G0918A  ISSN： 0453-4360  CODEN： KAZAAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 神奈川県立生命の星・地球博物館における,地層剥ぎ取り技法を用いた露頭情報の収集や保存,活用等の事例について,火山噴出物,特に箱根火山起源テフラ層序に関する地層剥ぎ取り標本を中心に報告した。また,将来の火山噴火史研究を見据えた露頭の再検証試料としての地層剥ぎ取り技法の可能性について検討した。

シソーラス用語： *神奈川県 ,  火山 ,  火山層序 ,  露頭 ,  *火山砕屑物 ,  地質試料 ,  標本 ,  地史 ,  噴火活動
準シソーラス用語： テフラ ,  *箱根火山

分類 (2件)： 火山地質学一般  (DE07070L) ,  地質学一般  (DE01010H)

引用文献 (22件)：

• 浜崎忠雄・三土正則(1983)土壌モノリスの作製法.農業技術研究所資料 B,18,1-27.
• 池田俊夫・小篠清(1984)教材化のための地層剥離標本製作法.地学教育,37,137-144.
• 石浜佐栄子・田口公則(2008)千葉県館山市に分布する千倉層群畑層のコンボリュート葉理構造を含む地層剥ぎ取り標本について.神奈川県立博物館研究報告(自然科学),37,17-22.
• 伊藤孝・植木岳雪・中野英之・小尾靖・牧野泰彦(2011)地層を見る・はぎ取る・作る.地質雑,117補遺,153-166.
• 神奈川県立生命の星・地球博物館(2008)特別展図録「箱根火山 いま証される噴火の歴史」,72-73.

タイトルに関連する用語 (11件)： 地層 ,  剥ぎ取り ,  技法 ,  箱根火山 ,  起源 ,  噴出物 ,  標本化 ,  露頭 ,  収集 ,  保存 ,  活用