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J-GLOBAL ID:201502212705336978   整理番号:15A0923269

微生物チトクロームP450モノオキシゲナーゼによるジクロフェナクの4′ヒドロキシル化の構造基盤

Structural basis for the 4′-hydroxylation of diclofenac by a microbial cytochrome P450 monooxygenase
著者 (7件):
資料名:
巻: 99  号:ページ: 3081-3091  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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消炎薬ジクロフェナクは哺乳類チトクロームP450酵素CYP105D7により4′-及び/または5′位で加水分解を受ける。この研究において,CYP105D7はC4′位でジクロフェナクのヒドロキシル化を触媒することを示した。分光分析により,CYP105D7は65μMの親和性及び1.16のHill係数を伴って弱い協調様式でジクロフェナクに結合することを示した。ジクロフェナクと複合体を形成するCYP105D7の結晶構造を2.2Åの分解能で測定した。CYP105D7の遠位ポケットは2つのジクロフェナク分子を含有し,二重リガンド結合モードによる薬物認識を示した。1ジクロフェナク分子のジクロロフェニル環のC3′及びC4′原子はヘム鉄近傍に位置し,それは芳香族ヒドロキシル化に関して適切に位置し,4′ヒドロキシル化産物をもたらすことを示唆した。しかしながら,CYP105D7によるジクロフェナクの認識は,水分子のクラスターを持つ1ジクロフェナク分子に結合するウサギCYP2C5のそれと完全に異なった。CYP105D7の遠位ポケットはArg残基を含有して基質結合ポケットの壁を形成し,Arg残基はCYP105ファミリーの細菌450において保存された。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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酵素一般  ,  芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  微生物の生化学 
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