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J-GLOBAL ID:201502212706160245   整理番号:15A1311804

オペランド振動Raman測定による固体酸化物燃料電池の塩素汚染

In Operando Vibrational Raman Studies of Chlorine Contamination in Solid Oxide Fuel Cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 162  号: 12  ページ: F1310-F1315  発行年: 2015年 
JST資料番号: C0285A  ISSN: 1945-7111  CODEN: JESOAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ジルコニアをベースとする固体電解質の両面にNi-YSZとLSM電極をそれぞれNi-GDCとLSM0-GDC中間層を介して接触させ,それにAg及びPt集電板を設置した市販の膜電極アセンブリ(MEA:Fuel Cell Materials製)を用いて,固体酸化物燃料電池(SOFC)の性能と耐久性に与える塩素の効果を振動Ramanスペクトル,線形掃引ボルタンメトリー(LSA)及びインピーダンス(EIS)測定を組み合わせオペランド解析した。最終的にH2/Arガスで還元したSOFCのアノードを650°Cで110ppmCH3Clに0~4時間暴露した後,CH4を燃料として作動させた場合,1時間暴露で明らかなSOFCの性能劣化が認められたが,H2を燃料とした場合は性能劣化は殆ど認められなかった。CH4燃料では,CH3Cl存在下で最大出力は1時間当たり14%の割合で減少したが,振動RamanによるCH3Cl暴露下での炭素蓄積測定結果及H2燃料では,CH3Cl存在下でも性能劣化が認められないことから,CH4燃料でのCl汚染による出力低下はC-H結合の切断に対するNi触媒の不活性化に起因することが分かった。また,CH4+CH3Clで稼働した場合でも,CH3Clを除くと,性能の部分的回復が認められた。
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分類 (4件):
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燃料電池  ,  電気化学反応  ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  電解装置 
タイトルに関連する用語 (4件):
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