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J-GLOBAL ID：201502212720833350   整理番号：15A0838403

捕食性天敵カブリダニと選択性殺ダニ剤併用によるハダニ密度抑制とそのプロセス

著者 (1件)： 森光太郎 (石原産業)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 69  号： 7  ページ： 432-438  発行年： 2015年07月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 園芸作物の栽培におけるハダニ防除では,農薬代替,減農薬などから生物農薬としてカブリダニを併用する総合防除法がある。本稿では,ナス,イチゴ栽培におけるダニ防除において,カブリダニに対し選択毒性を示す農薬,プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル乳剤と併用する場合のハダニ密度に対する適正放飼比率などについて調べた。特に,本脂肪酸エステルはハダニに対する殺卵性がないことから,卵がカブリダニの餌として,in situでのカブリダニ個体の増殖,維持に有効で防除効果を高めると考察した。

シソーラス用語： *ダニ類 ,  殺虫剤 ,  *総合防除 ,  生物農薬 ,  捕食者 ,  天敵 ,  *殺ダニ剤 ,  ハダニ科 ,  ナミハダニ ,  園芸作物 ,  ナス ,  イチゴ ,  比率
準シソーラス用語： *カブリダニ ,  チリカブリダニ ,  ハダニ ,  プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル ,  ミヤコカブリダニ ,  選択的殺虫剤 ,  天敵比率

分類 (4件)： 園芸作物一般  (FC03041P) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

引用文献 (14件)：

• CROFT,B.A. et al.(1998):Environ.Entomol.27:531~538.
• 江原昭三・真梶徳純 編(1996):植物ダニ学,全国農村教育協会,東京,419pp.
• FRIESE,D.D. and F.E.GILSTRAP(1982):Int.J.Acarol.8:85~89.
• 伊藤勇弥ら(2014):応動昆 58:39~45.
• 香川理威ら(2014):第58回日本応用動物昆虫学会講演要旨集,高知,p.32.

タイトルに関連する用語 (8件)： 捕食性天敵 ,  カブリダニ ,  選択性 ,  殺ダニ剤 ,  併用 ,  ハダニ ,  密度 ,  プロセス