NO<sub>2</sub>のもとでNiOナノシート層の室温での感知機構における結晶粒界の効果

ZHANG Jian; ZHANG Jian; ZENG Dawen; ZENG Dawen; ZHU Qiang; WU Jinjin; XU Keng; LIAO Tougen; ZHANG Guozhu; XIE Changsheng

文献

J-GLOBAL ID：201502212739705719 整理番号：15A1009632

NO₂のもとでNiOナノシート層の室温での感知機構における結晶粒界の効果

Effect of Grain-Boundaries in NiO Nanosheet Layers Room-Temperature Sensing Mechanism under NO₂

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資料名：
巻： 119 号： 31 ページ： 17930-17939 発行年： 2015年08月06日
JST資料番号： W1877A ISSN： 1932-7447 CODEN： JPCCCK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

単結晶(SC) NiO六方ナノシートとナノ粒子が自己組織化した多結晶(PC) NiOナノシートを溶媒熱合成した。SC NiOナノ構造の気体感知性能を解明するために室温でNO₂に対する感知を調べた。SC NiOのNO₂に対する感知性能はPC NiOよりもはるかに優れていた。SC NiOとPC NiOの比表面積は類似していた。NiOの構造における特徴とNO₂感知性能との関係を粒界散乱理論により考察した。電気化学インピーダンス分光の結果などより,散乱ポテンシャルが感知過程で極めて重要な役割を演じていることがわかった。SC NiOには結晶粒界が存在しないので界面におけるNO₂の化学吸着により誘発される電荷キャリアの散乱が減少してSC NiOの感知性能が大幅に上昇した。本研究は気体感知に対する理解を深めると同時に新たなガス感知器への道を拓くものである。

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塩基,金属酸化物 , 物理的手法を用いた吸着の研究 , その他の物理分析

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NO2のもとでNiOナノシート層の室温での感知機構における結晶粒界の効果

NO₂のもとでNiOナノシート層の室温での感知機構における結晶粒界の効果