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J-GLOBAL ID：201502212754625560   整理番号：15A1071690

天然ゴムナノコンポジットの機械的および熱的特性に及ぼす亜鉛ジメタクリレートで官能化したグラフェンの影響

Influence of graphene functionalized with zinc dimethacrylate on the mechanical and thermal properties of natural rubber nanocomposites

著者 (4件)： LIN Yong (Key Lab. of Guangdong Province for High Property and Functional Macromolecular Materials, Coll. of Materials Sci. ...) ,  LIU Konghua (Key Lab. of Guangdong Province for High Property and Functional Macromolecular Materials, Coll. of Materials Sci. ...) ,  CHEN Yizhong (Key Lab. of Guangdong Province for High Property and Functional Macromolecular Materials, Coll. of Materials Sci. ...) ,  LIU Lan (Key Lab. of Guangdong Province for High Property and Functional Macromolecular Materials, Coll. of Materials Sci. ...)
資料名： Polymer Composites  (Polymer Composites)
巻： 36  号： 10  ページ： 1775-1785  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： E0987A  ISSN： 0272-8397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然ゴム(NR)の強化ナノフィラーとして,亜鉛ジメタクリレートで官能化したグラフェン(ZDMA-GE)を合成するために,有効なアプローチを開発する。GEの剥離と官能化を確認するために,ZDMA-GEのモルフォロジーと構造を特性化した。調製したナノコンポジットを,透過型電子顕微鏡,機械的分析,架橋ネットワーク分析,および熱伝導度分析によって調べた。その結果,GEの良好な分散と特殊な2次元構造によって,GEとゴムマトリックス間に強い界面相互作用があることが示された。ZMDAの重合とグラフト重合によって,ナノコンポジットの架橋密度は,ZDMA-GEの導入で大きく改善される。また,15phrのZDMA-GEを含むNRナノコンポジットの300%伸びにおいて,引張強度,引裂き強度,および弾性率が,それぞれ133,42,および174%改善されることが注目される。40phrのZDMA-GEを含むナノコンポジットの熱伝導度は,純NRの1.3倍に増加する。この顕著な改善は,共有結合架橋ネットワーク,GEの良好な分散およびGEとNRマトリックス間の効果的な界面相互作用の形成による。この方法は,ポリマー複合材料において,官能化GEに有望な用途を提供する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  充填剤 ,  *天然ゴム ,  化学修飾 ,  架橋【高分子】 ,  グラフト共重合 ,  架橋度 ,  熱伝導率 ,  *グラフェン ,  引裂き強さ ,  引張強さ ,  官能化
準シソーラス用語： ナノフィラー ,  高分子複合材料

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  性質・試験一般  (YH02010S)

物質索引 (1件)： ジメタクリル酸亜鉛

タイトルに関連する用語 (6件)： 天然ゴム ,  ナノコンポジット ,  熱的特性 ,  亜鉛 ,  官能化 ,  グラフェン