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J-GLOBAL ID：201502212782602664   整理番号：15A0832421

薬物担体として有望な修飾ゼオライトによるイブプロフェンの収着と放出

Ibuprofen sorption and release by modified natural zeolites as prospective drug carriers

著者 (5件)： KRAJISNIK D. (Univ. Belgrade-Fac. of Pharmacy, Belgrade, SRB) ,  DAKOVIC A. (Inst. for the Technol. of Nuclear and Other Mineral Raw Materials, Belgrade, SRB) ,  MALENOVIC A. (Univ. Belgrade-Fac. of Pharmacy, Belgrade, SRB) ,  KRAGOVIC M. (Inst. for the Technol. of Nuclear and Other Mineral Raw Materials, Belgrade, SRB) ,  MILIC J. (Univ. Belgrade-Fac. of Pharmacy, Belgrade, SRB)
資料名： Clay Minerals  (Clay Minerals)
巻： 50  号： 1  ページ： 11-22  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： B0359A  ISSN： 0009-8558  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,クリノプチロライト成分に富む天然産及び修飾を施したゼオライトが薬物担体としてのバイオメディカル応用に有用な素材として有望視されている。ゼオライト表面を陽イオン界面活性剤で修飾すると,ゼオライト表面への有機分子や有機薬剤の吸着容量を増大させることが可能になった。本研究では,セルビア産ゼオライト質凝灰岩に含まれるクリノプチロライトを分離し,pH7.4のリン酸緩衝溶液中で10,20及び30mmol/100gの3段階の濃度レベルの塩化ベンザルコニウム及び塩化セチルピリジニウムの2種類の陽イオン界面活性剤による修飾を行い,薬剤収着及その等温線について調べた。薬品添加剤としての陽イオン界面活性剤修飾ゼオライトの生物薬剤学的な性能をin vitro溶解実験から評価を行った。両者において,8時間に及ぶ長時間の薬剤法放出を達成した。速度論的解析から,薬剤放出は薬剤の拡散とイオン交換が結びつきを考慮したHiguchiモデル及びBhaskerモデルに一致することが示された。

シソーラス用語： *クリノプチロライト ,  *薬物担体 ,  医薬品添加剤 ,  臨床医学 ,  陽イオン界面活性剤 ,  *収着 ,  セルビア共和国 ,  カルボン酸 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： バイオメディカル ,  収着速度論 ,  収着等温線

分類 (1件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

物質索引 (1件)： イブプロフェン

タイトルに関連する用語 (6件)： 薬物担体 ,  修飾 ,  ゼオライト ,  イブプロフェン ,  収着 ,  放出