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J-GLOBAL ID:201502212794194781   整理番号:13A1525723

膵体部癌に対する総肝動脈の手術前マイクロコイル塞栓術

Preoperative microcoil embolization of the common hepatic artery for pancreatic body cancer
著者 (10件):
資料名:
巻: 18  号: 16  ページ: 1940-1945  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【目的】:膵体部癌に対する腹腔動脈の一塊切除術の術前準備に行う,固有冠動脈部もしくは遠位部におけるバルーン拡張下での総肝動脈マイクロコイル塞栓術の安全性と実現可能性を評価する。【方法】:腹腔動脈を取り巻く神経を含む膵体部癌を有する15名の患者(男性11名,女性4名;年齢の中央値,67歳)がマイクロコイル塞栓術を受けた。上腸間膜動脈(SMA)からの総肝性血流を変更するために2症例ではCHAの近位端でのバルーン拡張下で,13症例ではCHAの遠位端のマイクロバルーン拡張下で総肝動脈(CHA)のマイクロコイル塞栓術を行った。【結果】:最初の2症例の近位端におけるマイクロバルーン拡張下でのマイクロコイル塞栓術は始めはうまくいったが,2回目の施術ではマイクロコイルが固有肝動脈へ移動してしまった。移動したマイクロコイルは拡張したマイクロバルーンカテーテルによってCHAに摘出された。他の13症例の遠位端におけるマイクロバルーン拡張下でのマイクロコイル塞栓術はうまくいき,マイクロコイルの移動も認められなかった。遠位端におけるマイクロバルーン拡張下の微小マイクロコイル塞栓術は血管壁に対して十分な抵抗をもたらし,移動を防ぐことが可能であった。遠位端におけるバルーン拡張により,CHAの端での血管クランプの必要条件である1cmの開通性を実現することが可能であった。すべての患者が腹腔動脈一塊切除術を受けたが,動脈の再構成の必要性および肝臓虚血は生じなかった。【結論】:CHAマイクロコイル塞栓術の間に生じるマイクロコイルの固有肝動脈への移動の防止には近位端よりも遠位端におけるマイクロバルーン拡張が望ましい。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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消化器の医学一般 
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