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J-GLOBAL ID:201502212821435690   整理番号:15A1024596

人為的干ばつおよび火事条件下で成長したコナラ属苗(Quercus ilex,Quercus trojana,Quercus virgiliana)の機能形質における種間変異

Interspecific variation in functional traits of oak seedlings (Quercus ilex, Quercus trojana, Quercus virgiliana) grown under artificial drought and fire conditions
著者 (8件):
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巻: 128  号:ページ: 595-611  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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地中海型生態系における夏季干ばつおよび山火事に直面した場合に,植物は,バイオマス分配および生理活性の相当な再分配を含む異なる戦略を採用する。本報告は,自然条件下で同時発生する3つのコナラ属種(Quercus ilex,Quercus trojanaおよびQuercus virgiliana)の苗における形態学的および生理学的形質を解析した。本研究の目的は,乾燥ストレスおよび火事処理に対するこれらのコナラ属苗の種特異的特性および応答を評価することであった。各苗を,自然環境条件を模倣した生育箱内に保った。3種類の種は,干ばつおよび火事処理に対する良好な耐性度合を示した。特異的バイオマス分配パターンおよび生理学的形質における差は,種間の表現型の差に結びついた。Q. ilexにおいて,干ばつ耐性は,分配パターンの調整に依存した。軽度から重度の干ばつを受けるQ. trojana苗は,対照苗より高い光化学系II(PSII)効率を示した。さらに,Q. trojanaは,高い土壌面積利用に対応した非常に大きい根系および他の2つの種より大きい葉中央脈維管束を示した。形態学的および生理学的性能から,Q. trojanaは,干ばつおよび火事に対して最も耐性があった。これらの特性は,Q. trojana苗の高い回復能力に寄与し,それは,自然条件下のこの種の優位性の理由である可能性がある。気候変動の結果としての干ばつ増加は,Q. trojanaに好都合であることが期待され,その空間分布における増加に導く。Copyright 2015 The Botanical Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  植物生理学一般 
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