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J-GLOBAL ID:201502212875752593   整理番号:15A1107211

ミリセチンのメチル化誘導体は転写因子DAF-16に依存してCaenorhabditis elegansにおける寿命を延長する

Methylated derivatives of myricetin enhance life span in Caenorhabditis elegans dependent on the transcription factor DAF-16
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 3383-3392  発行年: 2015年10月07日 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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特定のフラボノイドのみが,寿命を延長することが示されている。たとえば線虫類Caenorhabditis elegansにおけるミリセチンが指摘される。しかしながら,この作用に対する構造的要件は知られていない。著者らはミリセチンのメチル化誘導体(ラリシトリン,シリンゲチン,ミリセチントリメチルエーテル)を用いて,B環の遊離OH部分が寿命延長効果に必要であるかを調べた。ミリセチンのアナログ中で,すべての誘導体が寿命を延長し,酸化ストレスを減少し(DCF),リポフスチンの蓄積を減少した。ミリセチンとは対照的に,メチル化化合物は暑熱ストレスに対する体制を強く強化した。さらに誘導体との処理は,かなり強いDAF-16転写因子(FoxOホモログ)の核局在化を誘導した。また,DAF-16欠損線虫種においてメチル化化合物には,抗酸化作用がなく,寿命延長とストレス耐性に及ぼす影響はわずかであった。食事性フラボノイドのミリセチンと比較して,メチル化したミリセチン誘導体のラリシトリン,シリンゲチン及びミリセチントリメチルエーテルは,C.elegansの寿命を強く延長した。したがってB環のOH基は,この作用に必要ではない。メチル化化合物のみが,DAF-16に依存する線虫のストレス耐性を増加する。これらの知見はミリセチンのメチル化が生体機能性を増加することを示唆している。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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