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J-GLOBAL ID：201502212919392395   整理番号：15A0957876

ヘリカルポリマにおける曲げと捩れ

Bending and kinking in helical polymers

著者 (2件)： PALENCAR Peter ,  BLEHA Tomas (Polymer Inst., Slovak Acad. of Sciences, Dubravska cesta 9, 845 41, Bratislava, SVK)
資料名： Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics  (Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics)
巻： 53  号： 19  ページ： 1345-1357  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： C0346B  ISSN： 0887-6266  CODEN： JPLPAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子動力学シミュレーションはヘリカルポリマの力学の理解のための有力な手段を与える。ここでは,αヘリックス(AH)フィラメントへの圧縮負荷による強い曲げと座屈の全原子シミュレーションを示す。フィラメントの座屈はヘリックスの端間距離の劇的な低下を伴う伸長から折畳み状態への急激な転移により進行する。座屈閾値において,一様なフィラメント曲率は破れ,そしてAH鎖周長において鋭い捩れが起る。大きな負荷では,二重に捩れたフィラメントも出現するであろう。捩れ発生の点に至るまでの曲げの可逆性を確かめた。シミュレーションは強く曲がったフィラメントを表現するのに一般的な虫様鎖モデルの顕著な限界を同定した。二重捩れ構造がAH及びdsDNAのヘリカル微小円中に出現するときの臨界曲率を計算した。ヘリックス捩れに対する傾斜,そして付随する二重フィラメント剛性,はヘリカルポリマにおける圧縮力学の一意的な帰属を表すことを議論した。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヘリックス構造 ,  *DNA【核酸】 ,  *曲げ ,  *ねじり ,  座屈 ,  折畳み構造 ,  *計算機シミュレーション ,  分子動力学 ,  依存性
準シソーラス用語： αヘリックス ,  dsDNA ,  長さ依存性

分類 (2件)： 高分子の立体構造  (CG02031G) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヘリカルポリマ ,  曲げ ,  捩れ