文献

J-GLOBAL ID：201502212926452743   整理番号：15A0897147

アニマルウェルフェアへの対応策を探る システム型採卵鶏舎とアニマルウェルフェア

著者 (1件)： 安田勝彦 (ハイテム)
資料名： 養鶏の友
号： 642  ページ： 27-29  発行年： 2015年08月01日 
JST資料番号： Y0912A  ISSN： 0385-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アニマルウェルフェアの概念に5つ自由がある。これについて現在の4つのシステムを比較,整理した。スタンダードケージは,特に問題なしと考える。エンリッチャブルケージは,ケージ内羽数が多くなるために一か所に固まり圧死する,弱い鶏が他の鶏から攻撃を受けるなどの可能性がある。エンリッチケージは,ネスト内が鶏糞で汚れやすく,健康に問題がでる可能性がある。平飼は,鶏糞との接触が多く健康に問題がでる可能性がある。平飼で抗生物質使用を迫られているEUの現実,州によって規制が異なり鶏卵流通の混乱に直面しているアメリカの現実をふまえ,欧米のアニマルウェルフェアを先進的方向と考えることには冷静に立ち止まって考える必要がある。

シソーラス用語： *動物福祉 ,  鶏舎 ,  *ケージ舎 ,  鶏糞 ,  飼育管理 ,  抗生物質 ,  *養鶏
準シソーラス用語： *アニマルウェルフェア ,  平飼い

分類 (3件)： 鶏  (FD03020F) ,  飼育管理機械・施設  (FB03050G) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (3件)： アニマルウェルフェア ,  対応策 ,  採卵鶏