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J-GLOBAL ID:201502212954369460   整理番号:15A0517904

シバ在来品種「朝駆」の導入が農村畦畔の群落高の推移および発生種に及ぼす影響

Effects of establishing a lawn levee with Zoysia japonica “Asagake” on vegetation height and plant species
著者 (3件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 163-167  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: Y0866A  ISSN: 0285-8800  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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シバの農村畦畔への導入に際し,シバによる雑草の抑草効果,特に群落高を低くする効果を把握することは草刈り回数の低減につながるため重要である。本稿では,シバを導入した芝生畦畔と雑草畦畔において回数を減らした草刈りが群落高の推移および発生種に及ぼす影響を検討した。シバは被覆力に優れる在来品種「朝駆」を用い,群落高および発生種の調査は,2012年4月~2014年5月の試験期間に計22回実施した。その結果,芝生畦畔では年3回刈りで,雑草畦畔の年4回刈りよりも,5月から9月の群落高は低く推移する傾向が認められ,シバの導入によって,慣行の草刈り回数を年4回から3回に減少できる事が示唆された。発生種数については,両畦畔で同程度であったが,芝生畦畔では,雑草畦畔に比べて,多年草の大型種数が少なく,特に木本の発生は見られなかった。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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造園植物  ,  雑草による植物被害  ,  栽培的防除 
引用文献 (11件):
  • 有田博之・友正達美・藤井義晴・出雲井雄二郎・赤司英昭(1997):シバを畦畔のグランドカバー植物とする地区の実態,農土論集 192,153-160
  • 浅見佳世・服部保・赤松弘治(1995):河川堤防植生の刈り取り管理に関する研究,ランドスケープ研究58(5),125-128
  • 伏見昭秀・大谷一郎・長沼和夫(2013):農村畦畔の法面における二重ネット工法によるシバ在来品種「朝駆」植栽の検討,芝草研究 42,130-136
  • 川西孝秀・垣内仁・森本哲矢・橋本仁一・小林正典(2009):水田畦畔における草刈りと抑草剤散布の併用によるシバ(Zoysia japonica Steud.)優占植生への誘導,近畿中国四国農研 14,32-36
  • 北村文雄(1973):芝生と芝生用植物,加島書店 (東京),139-143
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