抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気体電子回折(GED)を用いた分子の構造が私の卒業研究であった。しかし,私はGEDによる精密な測定のための新しい装置を作製して,散乱強度の滑らかな連続曲線を得るための最小二乗法解析のための手法を策定していた。学習院大学に移って,CCl
4分子の液体構造を若干研究した後,私の研究は固体表面に完全にシフトした。それから,東京大学の固体状態部物理学研究所に移った。表面化学の私の研究は電子的性質と関連する現象に集中して,様々な実験法を開発した。プラズモン分散によって,Si(001)2×1-K上のアルミニウムや一次元の金属の初期酸化を明らかにした。LEED Kikuchiパターンを用いてMgO(001)上での不可逆な相転移を発見した。電子飛行時間法によってMgO(001)上の転位の電子構造を観察した。Si(001)の相転移とCu(001)上の単原子層での回転性エピタクシーを見出した。次に,表面の動的現象の研究に変わった。そこでは,金属表面の非常に低いエネルギー反応性イオン散乱や金属表面からのNOやCO分子の電子遷移によって生じるレーザで誘起された脱着が認められて,表面や界面に位置する水素原子の配置を,6.385MeVでの
1H+
15N
2+の共鳴核反応を用いた高深さ分解能で測定した。最後に,私は電気通信大学に移って,遷移金属上の薄い単結晶酸化物層について研究した。そこでは狭くなったバンドギャップを見出して,それからPt単原子層をα-Al
2O
3薄膜上に調製した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.