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J-GLOBAL ID:201502213010180493   整理番号:15A1203596

高分子ナノ粒子におけるワートマニンおよびドセタキセルの二重徐放による癌化学放射線治療治療の改良

Improving Cancer Chemoradiotherapy Treatment by Dual Controlled Release of Wortmannin and Docetaxel in Polymeric Nanoparticles
著者 (13件):
資料名:
巻:号:ページ: 8976-8996  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分子標的剤と化学療法薬の組合せは,癌治療における新戦略である。ワートマニン(Wtmn,細胞シグナリング抑制剤)とドセタキセル(Dtxl,遺伝子毒性抗癌剤)を癌細胞へ逐次放出できる直径50nm以下のジブロック共重合体ナノ粒子(NPs)を設計した。これらのNPsを,症状発現前の設定で,重要な癌治療パラダイムである化学放射線治療において研究した。WtmnはDtxlの治療効率を高め,H460肺癌細胞およびPC3前立腺癌細胞において放射線治療(XRT)の効果を増強した。異種移植片モデルを用いる化学放射線治療におけるDtxl/Wtmn共カプセル化NPsの効果は,各々の単一薬物担持NPsないしは両方の単一薬物担持NPsを組合せたものよりも効果的であることがわかった。さらに,組織病理学的研究および相補的研究によって,治療効果が改良されたのは,シグナル経路の変化および腫瘍細胞アポトーシスの増加によるものであることがわかった。著者らの知見から,ナノ粒子システムは細胞性アポトーシス経路の動的再配線へと導き,結果として治療用効率を向上することが示唆された。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  生物薬剤学(基礎) 

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