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J-GLOBAL ID:201502213015491357   整理番号:15A0942809

集中定数素子を用いた小型ラットレース回路の製作と評価

Fabrication and Evaluation of a Compact Rat-Race Circuit Using Lumped Parameter Elements
著者 (2件):
資料名:
巻: 135  号:ページ: 1030-1031 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: S0810A  ISSN: 0385-4221  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ラットレース回路は,分配器や合成器として無線通信機器に用いられている。しかし,伝送線路で構成されるラットレース回路は,設計周波数によってサイズが大きくなるという問題があり,小型化が求められていた。これに対し,著者らは,従来に比べて大幅に小型化が可能である,集中定数素子を用いた小型ラットレース回路を提案した。提案されたラットレース回路は,6つのLC素子のみで構成されており,従来の伝送線路型のラットレース回路と同等の性能を持ちながら,その面積比を1/267にすることができると推定された。しかしながら提案された回路は,理論素子を用いたシミュレーションによる回路の解析を行ったのみであり,実際には製作されていない。そこで,本実験では,この提案された回路を製作し,各端子の特性を測定することで評価した。測定結果は,通過特性においてロスは最大0.23dB,位相のばらつきは士5°以内であり,試作品の妥当性が確認された。また,試作品のサイズは,5.5×5.5mmであり,伝送線路型のラットレース回路と比較して1/267に小型化できた。
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分類 (2件):
分類
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その他の伝送回路素子  ,  伝送回路理論 
引用文献 (3件):
  • (1) 河合 正:「CRLH線路を用いた広帯域小型ラットレース回路」, 信学技報, MW2009-142 (2009)
  • (2) 吉岡 優:「右手系/左手系複合線路を用いた2周波数帯/広帯域小型ハイブリッド」, 信学技報, MW2007-172 (2000)
  • (3) 辻 正敏:「集中定数素子を用いた小型ラットレース回路」, 信学論, Vol. J96-C, No. 12 (2013)
タイトルに関連する用語 (4件):
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