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J-GLOBAL ID:201502213039239934   整理番号:15A1259775

スケールアップマシンにおけるDBMSインスタンス高速複製機構

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巻: 2015  号: OS-134  ページ: VOL.2015-OS-134,NO.8 (WEB ONLY)  発行年: 2015年07月28日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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IaaSクラウドなどの仮想化技術が用いられている環境でデータベースを運用する際は,データベース管理システム(DBMS)を稼働させた仮想マシン(DBMSインスタンスと呼ぶ)を増減させ,負荷に応じた伸縮性を実現することができる。しかし,負荷の状況に応じてDBMSインスタンスを増加させることは困難である。DBMSの複製はDBファイル等のコピーを要するため,複製したDBMSを起動するのに時間を要する。また,複製した直後のDBMSはDBデータのキャッシュミスが頻発するため,複製したDBMSは起動直後に複製元と同等の性能を発揮できない。そのためユーザは,負荷を見積もり冗長なDBMSインスタンス数を決定・起動しロードバランサーを調整するといった無駄なコストや管理作業が必要となる。本研究の提案手法はスケールアップマシンを活用した負荷分散に特化したDBMSインスタンス高速複製手法で,同一マシン上で稼働している複製元のDBMSインスタンスのリソースを利用することでDBMSの効果的な複製を達成する。DBMSの複製を高速に作成し起動するために,最初に全てのデータを複製するのではなく,複製先で必要とされたタイミングで,複製元からオンデマンドにDBMSのデータファイルの複製を行う。さらに,複製直後のDBMSがすぐに性能を発揮できるようにするために,VM間でDBMSのキャッシュを共有する。Xen4.4.1とMySQL5.6.21,Linux3.17.2に対して実装し,実験により,読み込み負荷が高いワークロードでは複製の作成が18倍高速化・キャッシュウォーミングが7.5倍高速化,書き込み負荷が高いワークロードでは複製の作成が12倍高速化されることを確認した。(著者抄録)
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