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J-GLOBAL ID：201502213040757868   整理番号：15A0909487

耐環境皮膜のその場分析技術

In Situ Observation Techniques of Protective Oxide Layer

著者 (3件)： 土井教史 (新日鐵住金 先端技研) ,  安達丈晴 (日鉄住金テクノロジー) ,  薄木智亮 (日鉄住金テクノロジー)
資料名： 材料と環境  (Corrosion Engineering of Japan)
巻： 64  号： 8  ページ： 348-352  発行年： 2015年08月15日 
JST資料番号： F0006A  ISSN： 0917-0480  CODEN： ZAKAEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属材料の腐食,酸化皮膜の使用環境中における変化を明確にするための表面状態その場分析技術として,ラマン散乱分光法,X線回折法(XRD),X線光電子分光法(XPS)を用いた研究を紹介する。高温高圧水下での腐食生成物をラマン散乱分光法で分析することで,腐食生成物の構造や分布が明確にできることを示した。大気腐食環境で生成するさびの電気化学的還元過程や,高温酸化皮膜の等温変態過程での相変化過程の追跡に対してXRDを用いた時分割測定の有効性を示した。酸化環境での金属材料表面における表面状態変化の追跡にXPS法が適用可能であることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 金属材料 ,  腐食 ,  酸化膜 ,  *表面分析 ,  Raman散乱 ,  Raman分光分析 ,  X線回折分析 ,  X線光電子分光法 ,  高温水 ,  高圧 ,  大気腐食 ,  *さび ,  *カソード還元 ,  *高温酸化 ,  等温過程 ,  相転移 ,  時分割処理 ,  酸化環境 ,  水溶液 ,  その場観察
準シソーラス用語： その場分析 ,  高温高圧水

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

引用文献 (26件)：

• 1) T. Doi, K. Kitamura, K. Nakanishi, K. Kashima, T. Kamimura, H. Miyuki, T. Ohta and M. Yamashita, J. Jpn. Inst. Met., 74, 10 (2010).
• 2) T. Kamimura, T. Doi, K. Kashima, N. Wagure, S. Hara, K. Nakahara, R. Ando and H. Miyuki, J. Soc. Mater. Sci., 56, 1035 (2007).
• 3) T. Ohtsuka, J. Guo and N. Sato, J. Electrochem. Soc., 133, 2473 (1986).
• 4) Y. Nishiyama,K. Kitamura,T. Kudo and N. Otsuka, J. Jpn. Inst. Met., 71, 55 (2007).
• 5) C. Leygraf, S. Ekelund and G. Schon, Scan. J. Metallugy, 2, 313 (1973).

タイトルに関連する用語 (2件)： 環境 ,  皮膜