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J-GLOBAL ID：201502213062138428   整理番号：15A0846476

コリンは母体免疫機能を維持するために授乳中の母親の飼料に必要である

Choline is required in the diet of lactating dams to maintain maternal immune function

著者 (9件)： DELLSCHAFT Neele S. (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  DELLSCHAFT Neele S. (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  RUTH Megan R. (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  GORUK Susan (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  LEWIS Erin D. (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  RICHARD Caroline (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  JACOBS Rene L. (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  CURTIS Jonathan M. (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  FIELD Catherine J. (Univ. Alberta, AB, CAN)
資料名： British Journal of Nutrition  (British Journal of Nutrition)
巻： 113  号： 11  ページ： 1723-1731  発行年： 2015年06月14日 
JST資料番号： B0336A  ISSN： 0007-1145  CODEN： BJNUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 初産のSprague-Dawleyラットを出産24~48時間前から21日間コリン欠乏飼料(D),コリン1.0g/kg添加飼料(C1),コリン2.5g/kg添加飼料(C2.5)及び6.2g/kg添加飼料(C6)に分け,分離した脾臓細胞をコンカナバリンA,リポ多糖類またはCD3/CD28により刺激してコリンの影響を調べた。体重,脾臓重量及び仔ラット体重はD及びC6群で低かった。仔ラットの胃内容の遊離コリン濃度と母体の食事性コリン量には相関があった。D群の脾臓は成熟T細胞及び活性化したサプレッサー細胞の割合が低く,刺激後のサイトカイン産生も低かった。C6群ではサイトカイン産生が高かった。C1群及びC2.5群の母体には,IL-6産生(C2.5群が高い)以外では差がなかった。コリン欠乏食は免疫機能及び仔の成長に影響を及ぼすが,コリン過剰飼料の影響は体重には好ましくないが,母体の免疫機能には最小限であることが分かった。

シソーラス用語： *ビタミンB群 ,  生体防御 ,  *免疫反応 ,  妊婦 ,  分娩 ,  哺乳 ,  ラット ,  実験動物 ,  細胞 ,  コンカナバリンA ,  リポ多糖類 ,  CD3抗原 ,  CD28抗原 ,  体重 ,  脾臓 ,  サプレッサーT細胞 ,  タンパク質合成 ,  食餌効果 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  第四アンモニウム ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： Sprague-Dawleyラット ,  サイトカイン産生 ,  初産 ,  母体 ,  免疫機能 ,  脾臓細胞

分類 (2件)： ビタミンB群  (EB07030L) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

物質索引 (1件)： コリン

タイトルに関連する用語 (6件)： コリン ,  母体 ,  免疫機能 ,  授乳 ,  母親 ,  飼料