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J-GLOBAL ID：201502213065851966   整理番号：15A1061802

非対称干渉計構成による近接場赤外スペクトルの改良

Improvement of infrared near-field spectrum by asymmetric interferometer configuration

著者 (5件)： IKEMOTO Yuka (JASRI (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst.), Hyogo, JPN) ,  OKAMURA Hidekazu (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  MORIWAKI Taro (JASRI (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst.), Hyogo, JPN) ,  SUTO Hitoshi (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  KINOSHITA Toyohiko (JASRI (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst.), Hyogo, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 54  号： 8  ページ： 082402.1-082402.5  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 赤外放射光(IR-SR)が高輝度白色光源です。IR-SR光源を用いた近接場赤外分光システムを開発した。以前に報告した近傍界分光学システムは原子間力顕微鏡(AFM)と市販のフーリエ変換赤外分光計(FTIR)から構成されている。本研究では,FTIR干渉計の配置が非対称のものに修飾された。非対称の干渉計では,ビームスプリッタによって分離された1ビームをAFMプローブのチップ上に焦点を合わせ,そしてもう片方のビームは可動鏡に投射した。プローブからの散乱光と可動鏡で反射する光は互いに干渉する。近接場信号はAFM振動数による変調方式で抽出されます。SN比は6倍で改良され,そして従来のシステムで観測されたそれらと比べて,信号/バックグラウンド比は8倍まで改良された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *赤外スペクトル ,  *近接場 ,  原子間力顕微鏡 ,  *FTIR分光法 ,  *干渉計 ,  *構造 ,  SN比 ,  信号変調
準シソーラス用語： 光干渉計 ,  *非対称構造 ,  変調方式

分類 (1件)： 赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般  (BM08061U)

引用文献 (21件)：

• T. Moriwaki and Y. Ikemoto, Infrared Phys. Technol. 51, 400 (2008).
• R. Okazaki, Y. Ikemoto, T. Moriwaki, T. Shikama, K. Takahashi, H. Mori, H. Nakaya, T. Sasaki, Y. Yasui, and I. Terasaki, Phys. Rev. Lett. 111, 217801 (2013).
• D. Murakami, M. Kobayashi, T. Moriwaki, Y. Ikemoto, H. Jinnai, and A. Takahara, Langmuir 29, 1148 (2013).
• L. Novotny, R. X. Bian, and X. S. Xie, Phys. Rev. Lett. 79, 645 (1997).
• H. Furukawa and S. Kawata, Opt. Commun. 148, 221 (1998).

タイトルに関連する用語 (4件)： 非対称 ,  干渉計 ,  近接場 ,  赤外スペクトル