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J-GLOBAL ID:201502213114780123   整理番号:15A0947075

別府市浜脇地区のボーリングコア試料から認定した朝見川断層の完新世における活動

Holocene Activity of the Asamigawa Fault Detected from Sediment Cores in Beppu City, Western Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 159-171  発行年: 2015年07月24日 
JST資料番号: X0735A  ISSN: 0389-1755  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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九州北東部の別府湾周辺には多くの活断層が分布している。この構造変形帯の南西部に位置する堀田-浅見川断層群は北東落ちの正断層である。この断層群の東部である浅見川断層は別府扇状地およびその扇端に広がる海岸平野を構成する沖積層によって覆われている。同断層の沈降側に於いて,掘削深度20mのボーリングが実施され,コアの堆積層と14C年代測定値から,活断層の活動歴が推定されていた。今回,さらに珪藻化石の群集組成の解析データを加えて,浅見川断層の完新世における活動を検討した。その結果,浅見川断層の沈降側の地層は人工盛土,河川堆積物,湿地~浅海堆積物,乙原溶岩によって構成されていることが確認された。両コアの鬼界アカホヤ火山灰の降下層準の標高差の比較から,7300calBP以降における浅見川断層の平均上下変位速度を1.4mm/yr以上であると推定した。また,600calBP頃の氾濫原堆積物が標高-4~-3mにみられ,それ以降に地盤が沈降した可能性が認められる。
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分類 (2件):
分類
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第四紀  ,  地質構造・テクトニクス 
引用文献 (23件):
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