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J-GLOBAL ID:201502213189001600   整理番号:15A1138075

常時微動観測記録と地震観測記録を用いた動的相互作用ばねの同定

著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号: 49  ページ: 937-942  発行年: 2015年10月20日 
JST資料番号: L4777A  ISSN: 1341-9463  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地震時の地盤ばねを,地震観測において観測点が足りず抽出できない回転動を常時微動観測記録で補完し,基礎固定時,ロッキング+上部構造,連成系の3段階の同定を行った。次に,計算した地盤ばねを用いて基礎入力動を計算し,この基礎入力動を用いて地盤ばねを再計算した。そして精度向上のため,また地盤の非線形性を考慮するために,基礎入力動と地盤ばねを繰返し計算して評価し,計算した基礎入力動をFEM解析の結果と比較した。最後に,建物・地盤ばねの計算結果を用いてSRモデルへの置換を行い,基礎入力動を用いた連成系の時刻歴応答解析によってモデルの精度を評価した。その結果,1)地盤ばねの剛性において,地震観測記録を用いた値は常時微動観測記録を用いた値と比べ低下すること,2)基礎入力動の水平成分は,連成系の固有振動数以上の領域で低下すること,3)SRモデルの解析結果は最大加速度分布,伝達関数,加速度応答スペクトルにおいて実測値とよく一致すること,などが分かった。
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分類 (1件):
分類
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土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形 
引用文献 (8件):
  • 1) 原口圭,神田順,稲垣光剛:常時微動測定による中低層建物を対象とした地盤・建物相互作用系の同定手法,日本建築学会構造系論文集,No.564号,pp.31-37,2003.2
  • 2) 岡野創,小豆畑達哉,井上波彦,飯場正紀,鹿嶋俊英,酒向裕司:観測記録から推測される地盤-構造物の動的相互作用による建物応答低減効果,日本建築学会構造系論文集,第79巻,第696号,pp237-246,2014.2
  • 3) 渡辺哲史,安達直人,酒向裕司,大井真規子,宮本裕司:入力地震動の違いによる高層建物の地震応答特性(その2)建物応答解析,日本建築学会大会学術講演梗概集(近畿),2005.9
  • 4) Haskell,N.A : The Dispersion of Surface Waves on Multilayered Media, Bulletin of Seismological Society of America, Vol.43, No.1, pp17-34, 1953
  • 5) Schnabel,P,B, Lysmer,J, and Seed,H.B. : ‘SHAKE’ A Computer Program for Earthquake Response Analysis of Horizontally Layered Sites, EERC 72-12, College of Eng. University of California Berkeley, California 1972
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