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J-GLOBAL ID:201502213275248707   整理番号:15A0922559

陽極酸化チタンの表面特性により生成されるin vitro生物活性の増強-酸化作用の関与

ENHANCED IN VITRO BIOLOGICAL ACTIVITY GENERATED BY SURFACE CHARACTERISTICS OF ANODICALLY OXIDIZED TITANIUM - THE CONTRIBUTION OF THE OXIDATION EFFECT
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  ページ: 290-302 (WEB ONLY)  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7026A  ISSN: 1473-2262  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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火花放電により調製される陽極酸化チタン表面は,微小-サブミクロン表面トポグラフィー,および親水性官能基またはヒドロキシル基が同時に存在するようなナノスケール表面化学を有する。表面特性の複雑さは,陽極酸化チタンのどのような表面特性がそれぞれの生物学的事象において重要であるか明確に総括することを困難にしている。本研究は,表面にヒドロキシルラジカルの放出の有無によりもたらされる陽極酸化チタンの様々な表面特性により誘導されるin vitroでの生物学的変化を検討した。陽極酸化チタンは分化する骨芽細胞に関連する遺伝子の発現を促進し,in vitroでこれらの細胞によるマトリックスの石灰化の程度を増加させた。陽極酸化チタン上の細胞の表現型は,ヒドロキシルラジカルの放出の有無に関わらず同じであった。しかし,このin vitroの鉱化組織のナノ機械的特性は,酸化効果によるヒドロキシルラジカルの放出を有する表面上で有意に促進された。加えて,無処理のチタン上で骨形成蛋白質-2の存在下で石灰化組織は,高いレベルの骨形成遺伝子発現レベルが認められるにも関わらず有意に弱いナノ特性を有していた。著者らは,修飾されたチタン上での骨形成細胞の分化の促進は,in vitroでの石灰化の促進を表す十分な指標ではないことを示している。これはヒドロキシルラジカルの放出を有するチタン表面上で培養されない,あるいはリシルオキシダーゼファミリーのメンバーが動員されないことのいずれかによりもたらされる石灰化した組織の劣った機械的性質に基づいている。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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骨格系  ,  細胞生理一般 

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