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J-GLOBAL ID:201502213355043480   整理番号:15A0458873

口蹄疫等の防疫用移動式レンダリング装置から排出される加熱破砕物の充填・運搬手法の検討

Packing and transporting animal carcasses after rendering in mobile facility to control epidemics such as foot-and-mouth disease
著者 (17件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 203-213  発行年: 2015年02月27日 
JST資料番号: S0593B  ISSN: 1347-6602  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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口蹄疫流行の際には殺処分家畜の迅速・安全な処理が重要である。このため埋却が推奨されているが,地域によっては埋却地の選定が困難である。このような場合に備えて,焼却施設への輸送を前提に屠体を破砕しながら加熱消毒を行う移動式レンダリング処理装置が開発されている。この装置から発生する高温破砕物を,効率よく充填し,安全に焼却施設に輸送する容器の仕様と利用手法を検討した。この結果,大規模焼却施設に搬入する場合,容量約500Lで底板にフォークリフトのリフトアップ用穴を備えた市販プラスチック製折り畳み式コンテナを用い,内側に液体輸送用大型低密度ポリエチレン袋を二重に装着して処理物を充填し,袋を密封後トラックで輸送し,焼却施設ではフォークリフトでゴミ投入ピットに処理物およびポリエチレン袋を投下する方法が容易かつ安全であった。手投入が必要な中小規模焼却施設の場合,容量20Lの感染性廃棄物専用容器または内外にポリエチレン袋を装着した容量20Lのダンボール容器を,底板がフォークリフト用パレットからなる容積340Lの折り畳み式コンテナに12~16個並べ,フォークリフトで位置調整しながら一斉に充填後,各容器の蓋を取り付けるかまたはポリエチレン袋を密封し,さらにコンテナの蓋を取付けてコンテナごと輸送し,焼却施設ではコンテナをフォークリフトで焼却炉近傍まで移動させ,20L容器を人力で焼却炉に投入する方法が適切と推定された。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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鶏  ,  飼養管理  ,  農業廃棄物処理 
引用文献 (8件):
  • 香川県(2012)香川県口蹄疫防疫マニュアル.香川県.
  • 唐澤豊,大谷元,菅原邦生(編)(2012)畜産学入門.pp306,文永堂出版株式会社.東京.
  • 京都府(2014) 家畜伝染病発生時におけるまん延防止のための殺処分家畜等輸送技術の確立[homepage on the Internet].京都府;[cited 21 August 2014]. Available from URL: http://www.pref.kyoto.jp/chikusan/documents/seikahoukoku.pdf
  • 宮崎県高病原性鳥インフルエンザ防疫対策本部(2012)宮崎県高病原性鳥インフルエンザ防疫マニュアル.宮崎県.
  • 南国興産株式会社(2011)車載式感染獣畜レンダリング処理装置.特許出願番号;2011-86607.
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