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文献
J-GLOBAL ID:201502213526440440   整理番号:15A1042594

夏季高温期の夜間における開花花房付近の局所的な冷却がトマトの果実収量に及ぼす影響

Local cooling at night around flowering trusses improved yield of tomato grown under hot conditions
著者 (2件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 137-143 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: L1430A  ISSN: 1880-2028  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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夏季高温期のトマト施設生産において,高温障害による収量低下を回避するため,夜間にヒートポンプを用いて施設全体を冷却する方法が検討されている.本研究では,より少ないエネルギーで同様の高温障害を回避することを目的に,開花花房付近のみを局所的に冷却(局所冷却)することを検討し,手始めとして局所冷却が温度環境と果実収量に関連した形質に及ぼす影響を,冷却を行わない場合と比較した.その結果,夜間の開花花房付近の気温と表面温度は,冷却を行わない場合に比べて2 °C程度低下したが,開花花房より下の部位では表面温度の低下は認められなかった.また,局所冷却によって花粉稔性の向上が認められ,高温障害の緩和に一定の効果があることが示された.着花数や着果率,開花間隔などに有意な差は認められなかったが,1果重の増加に起因する総収量および商品果収量が増加し,夜間の局所冷却による果実肥大の促進が示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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野菜  ,  植物に対する影響 
引用文献 (30件):
  • Sato S, Peet MM, Thomas JF. Physiological factors limit fruit set of tomato (Lycopersicon esculentum Mill.) under chronic, mild heat stress. Plant Cell Environ. 23: 719-726. 2000.
  • Sato S, Kamiyama M, Iwata T, Makita N, Furukawa H, Ikeda H. Moderate increase of mean daily temperature adversely affects fruit set of Lycopersicon esculentum by disrupting specific physiological processes in male reproductive development. Ann. Bot. 93: 731-738. 2006.
  • Sato S, Peet MM, Thomas JF. Determining critical pre- and post-anthesis periods and physiological processed in Lycopersicon esculentum Mill. exposed to moderately elevated temperatures. J. Exp. Bot. 53: 1187-1195. 2002.
  • Picken, AJF. A review of pollination and fruit set in the tomato. J. Hort. Sci. 59: 1-13. 1984.
  • Iwahori S. High temperature injuries in tomato. IV. Development of normal flower buds and morphological abnormalities of flower buds treated with high temperature. J. Japan. Soc. Hort. Sci. 34: 33-41. 1965.
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